鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

こんな夢を見た

 晴れた日に庭で草むしりをしている。盆栽があるが自分には手入れの方法もわからない。ふいに、放水。父が水を撒いているのだろう。そうか、父が帰ってきたのか。しかし気付いてしまった。父は死んだ。もういない。木の向こうで水を撒いている姿の見えない誰かは、父ではないんだ。

 これは、父が私にくれた最後の菓子だ。