【山田敏弘】その一言が余計です。
本屋でパラパラっとめくって面白そうだなあと思い、次行った時に買おうとしたら無くて三度目にやっと買えた本。
単にこの言い方はおかしいというだけではなく、特に世代の違う人と話す時に感じる言い回しの違和感について、指摘するだけでなく変な風に感じる方(だいたい年寄り)となんとも思ってなくてなぜ注意されるのかわからない方(だいたい若者)の立場から解説してある。こういうのは割と気付くんだが、ファミレスなんかで「こちら○○でよろしかったでしょうか?」と言われたらうんうんそうですねと指摘するのも面倒なので流してしまう。
生きた言葉なので使ってるうちに通信プロトコルが徐々に変わるようなもの。誰が決めたのか失念したけど、通信では送出する方は規格に厳密に、受信する方は寛容にというのを連想した。
その一言が余計です。: 日本語の「正しさ」を問う (ちくま新書)
- 作者: 山田敏弘
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/05/07
- メディア: 新書
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だがしかし、ちょっと言ってもよろしいか?後輩と二人で残業時間いっぱいまで実験してて後輩君に「じゃあ残りは僕がやっとくから」と先に帰そうとしたら「じゃ、まあ頑張ってください」と返事が返ってきてですね。
こんな時は視界が急激に狭まってくるような感覚に襲われますね。「おいちょっと待て」
イラッ☆としたら、おじさんなにしちゃうかわからないゾ♪