鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

長崎への原爆投下前後

 父から聞いた話。父は当時小学三年生。
 鹿島市からも空が光ったのが見えたらしい。長崎に新型爆弾が落とされたという噂。その前日、私の祖父の元に友人が訪ねてきて、祖父が今日はうちに泊まっていけと言ったらどうしても長崎に帰らなければならない、とその方は翌日に命を落としたらしい。
 鹿島市長崎市から100Km以上離れているが、鹿島小学校まで罹災者が運び込まれてきたそうだ。
 鹿島市は軍需基地などはないので空襲はなかったらしいのだが、酒蔵の中で銃弾などを作っていたそうだ。