鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

ウィンドウファンの交換

 部屋の整理をしている。父が亡くなり、使わなくなった部屋を空にして生活を集約したいと思ったためだ。二階の自室の荷物を整理していると父が階段を上がってきた。私が使っている学習机に座りこれは使っているのか、と。もちろん今も使っている。この部屋を使っていきたいが夏は暑すぎて居られない、ウィンドウファンをエアコンに交換できないか、と窓に付いているウィンドウファンを外せないかどうかためす。上部の保護金具を外し、たくさんのネジが見える。内側に引っ張れば案外と楽に外せた。三十年以上ぶりにアルミサッシの窓を完全に閉めることができた。あとはこの外したウィンドウファンをどう捨てるかだが、父にお願いしよう。この時点で父はずっと家にいるものと思っている。