鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

地元普通高校信仰について

 中学生の家庭教師をしている方とお食事する機会があったのだが、それ以前も同じような話をされていたのでメモしておく。
 市内には普通科のA高校と商業科のB高校があり、隣接する市町村にも高校はある。最近は学区の縛りが緩く、離れた高校に進学するのも困難ではない。さらに公立高校の受験は一発勝負ではなく前期(倍率高め 4倍くらい)と後期(倍率は1前後、定員割れもある)に分かれておりチャンスは増えている。
 で、家庭教師をしていると親御さんがA高校をやたら志望しているケースが多いとのこと。ぎりぎりでA高校に行っても大変だろうし、B高校も大学進学の枠は持っているので、そちらを狙うという考えもある。大学進学を考えても昔のようにA高校が絶対ということはない。
 思うのは親御さんの年齢を考えると自身の高校受験は30年くらい前で、その頃の考えが残っているのではあるまいか。つまり地元ではA高校が一番、との意識。そして地元に残り暮らすにはA高校出であるとの箔が必要と思ってるのではないだろうか。
 といった話。今は30年前ではないし進学の選択肢は増えている。このあたりは中学の先生が一番知っているはずだがそちらに相談したんだろうか。