鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

2D CADを使ってみた

 最近は電気の流れない工作をしているのだが、図面を試作に出さなければいけないということもあって2D CADを探していた。Windows/MacOSX/Linux系で使えるもの。なお私は機械系の設計経験皆無で中学の技術家庭の時間にT型定規使って手描きしたくらい。だいたいMac用で探すとWindows/Linuxにも対応しているもんである。

LibreCADというのを使ってみた。
LibreCAD - Free Open Source 2D CAD

LibreCADの前身はQCadというものらしい。左のメニューが階層状になっている。
http://www.aichi-c.ed.jp/apecknoppix/pdf/qcad.pdf

 左下の原点(0,0)を基準に外形や穴を描き込んでいく。引き出し線以外はその線の修正を行うことで長さの調整などできる。消しゴムをかけたり描き足したりする感覚。三日ぐらい使ってたらなんとなく使えるようになった。
 LibreCADの問題点。2.0.7でMac側で設計しセーブしたデータをWindowsに持って行き修正。これをMacに戻したら開こうとした時点でLibreCADが落ちる。受渡したデータはDXF形式で、ひょっとしたら改行コードの問題があるのかもしれないが未調査。あと、PDF出力が荒くてこれをそのまま見積もりに出したら見えんと怒られた。

 ということでDXFビューワなどでPDFがちゃんと出力できるものを探した。メーカー製の試用版あたりが印刷出力は良さそうだろうと考えてDraftSightを選択。
Macで動作するDWG, DXF対応のフリーの2D-CADソフト Draft Sight | 景観デザインを目指せ
 こちらは製図には使わず印刷のみ。よい出力が得られた。

 しかしまあ、HHKBでは操作しづらい。数値入力をするのでテンキーが必要。