鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

自動販売機の灯り

 うちの前の通りは昔商店街だったので街頭があった。二階にある自分の部屋の真ん前にあったのでカーテンをしても眩しくて寝付きが悪かった。で、商店街が商店街でなくなりつつあるときに年間百何十万の電気代を無駄に払っていくのはもったいない、と町内会義であったかどうかは知らないが一部撤去された。そんなわけで私の部屋の前も暗くなって安眠できるかとおもいきやパソコンばっかり点けて今度は部屋の中が明るい始末。
 そんななかふらっと家を出ると、正面にはタバコと飲み物の自動販売機がある。このうち飲み物のほうは節電モードで暗くなっているが、タバコの自動販売機は深夜で買うことの出来る時間帯ではないはずなのに明々と付いている。ひょっとしてこれは防犯目的でわざと夜間も明るくしているのではないか。
 で、他の人に聞いた話。ウチに置いてる自動販売機は電気代かれこれ引いたら赤字で、夜間は真っ暗な通りに防犯目的のために明るい自動販売機を設置しているのです、と。なるほど。
 帰りにその自販機を見たら節電モードで暗くなってた。