鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

珍走

 昔は集団で暴走族。おっかなかったねえ。最近は伝統を引き継ぐ若者も激減し、変なバイク1台に二人乗りみたいな感じで走っている。赤信号で停車して待ってたら、正面からバイクがなぜか止まらずに進んできたので思い出した。しかしあの0系新幹線みたいなカウル、なんか全然変わらないんだけどカッコイイのか?それとも代々譲り受けるのか?
 お昼、サラリーマンの集団が歩道で赤信号待ちしてて、歩行者が青になった。まだみんなが渡ろうとする前に二人乗りの変なバイクがボボボボと周囲の期待に応えるかのように信号無視して走っていった。あれはなんか面白かった。サラリーマン集団が渡り始めたら止まってただろう、そりゃ1台じゃかなわん。でも自分ら不良だし、安全そうな範囲で法を破るぜーみたいな感じ。
 アパート住まいの頃は大きめの道路沿いで毎晩定期的にバイクが音響かせながら通りすぎていたのでイライラして金属バット持って正面からスイングしようかと本気で思ってた。オレ左利きだしクリーンヒットが期待できる。またボウガンというのもよさそうだ。二階のベランダに設置して速度と発射タイミングを計算すれば一発で串刺し、複数同時に発射すればスポークに巻き込んで大転倒。ここまでの仕掛けを考えなくとも、ブリーフ一丁の中年男性が角材持って道路の中央に立ってるだけでも恐怖でしょう。迷惑走行する人は自分の走っているコースにこんなアブナイおじさんが住んでいることを想像しながらせいぜいドレスアップしてください。