鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

ハンバーガーの自販機

 ついったで知ったのだが、まだあったんだね。
 高校2年の夏、福岡の予備校に夏期講習に二週間の予定で行かされたことがあった。とても嫌だった。寮の相部屋だった人たちは歩くのが早く、予備校まで着くのにいつも置いていかれた。予備校は講義形式で、以前高校で講演された講師の方が全く同じネタを使っていた。そして帰りは西鉄ターミナルの階段の隅にあるこのハンバーガ自動販売機にお金を入れて出来上がるのをじっと待っていた。
 結局、耐え切れずに二週間の予定をもう無理ですと一週間で切り上げて自宅に戻った。高校では同じ時期に夏期講習をやっていたのだがなぜ無断でサボったと言われた。担任に連絡していたのだが伝わっていなかったらしい。こうしてつらい思い出とともにハンバーガー自販機があるのです。