鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

入院した時のこと

 これからぽつりぽつりとうつ状態になった頃の体験をまとめます。書いててつらくなったらやめます。

 入院直前までは鼻血が出たり偏頭痛がしたりで会社を休むことが多かった。疲れが一日で回復しない。出社しても集中力がないのが自分でもわかる。こんな日が続いていて周囲にも迷惑をかけていたので思い切って病院で血液検査をしてもらった。
肝機能低下で次の日から入院となった。二週間ぐらいだったかな?3月末から4月にかけての穏やかな気候の季節だった。食事制限がきつくてテレビでお菓子のコマーシャルが流れるとよだれがでるくらいだった。積ん読だった本もたくさん持ち込んだが結局読んではいない。職場の人がお見舞いに来てくれたのは嬉しかった。
 入院にあたっては前日に引き継ぎ資料を作っていたのだが「こんなに多いんですか」と言われた。設計データの集約作業をしており、ひとりで抱え込んでしまっていたのだろう。ある程度自動化はしていたが、体調不良が続いていたせいもあり完全に手を離れるまでには至っていなかった。ただ入院してわかったのはチームで仕事をしている以上休んでも代わりの人が受け持ってくれるということ。自分でなきゃダメだというのはないし、それが特別なことでも時間をかければ代替可能。
肝機能も回復し無事退院したが、この後も偏頭痛はおさまらず、夜は騒音に敏感になっていた。
 この時まではうつ状態とは気付いていなかった。