不具合の調査を依頼するときには
何かの動作がおかしい時、自分ではわからないときは以下の手順で。
(1)現象を集める
ある現象が発生した日時、そのときに行った操作を細かく記録する。
(2)現象を整理する
収集した生のデータはいつでも参照できるようにしておいて、特徴的な現象を一覧にする。表にするとさらにわかりやすい。
(3)共有する
チーム内、調査を依頼する相手に同じ情報を共有する。メールは第一報などにはよいが調査機関が長引いた時は過去やったことを参照するのに向いていない。redmineなどのチケット管理が望ましい。チケット管理システムがあれば第一報、データの蓄積、考察がやりやすく知見を共有できる。
よくないパターンは問題発生時に不具合だおかしい、と報告するだけの行為。そのトラブルが全体にたいしどのようなインパクトがあるのか。また、現象が整理されていないと調査を依頼されたものが再度ヒアリングをして整理しなければならないのであらかじめ用意しておいた方がよい。また電話で相談するのもあまりよろしくない。一対一でしか情報が共有されず、電話を受けた方はその場で考えることになるので熟考ができず誤った解法になることがある。
問題が解決したら共有する。これにより以後同様の問題が発生しても対処しやすくなる。自力で解決できるようになる。
そして感謝。問題解決者に感謝しよう。チームで解決したらみんなで称えあおう。
以上は自分で考えて問題を解決する人向け。なんかトラブルが起きて自分で考えずヨソに丸投げするやつは金を積め。