鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

なるはや死すべし

 メールの最後あたりに「〜以上、なるはやでお願いします」などと来た日にゃあ優先度を最下位にすることにしている。どうも知っている限りでは広告業界からWeb屋さんに依頼する時などによく使われているらしいが私の所にもたまにこれが来る。
 なぜ「なるはや」はダメなのか。これは依頼側の工程管理・進捗管理放棄宣言である。なるべくはやくとは何だ。これだけの量の作業依頼でいつまでに出来るかということをお互い確認して合意の上ですすめ、依頼側は他の作業との日程などを調整し完成期日を決める、といったことを作業者側にマルナゲにしている。きょうび依頼を受ける方はひとつの作業だけをやってるわけではなく複数回しているのが普通。それを「なるはや」というのはその他の作業を止めて再優先で完了し提出せよと言っていることに等しい。他の依頼された作業も「なるはや」だったらどうする?優先度は作業者が好きに決めて良いことになるのではないかね?ではあんたの「なるはや」を先にやる必要はあるか?
 そんなことないよそういうんじゃなくて挨拶みたいなもんだよ〜だと?言い訳する前に最低以下はやっとけ。

(1)工数・日程などの確認と合意
(2)必要なものの手配
(3)完成後のチェックポイントと修正
(4)外部に出す時は報酬額の確認

 依頼を受ける方も気をつけよう。