鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

パチンコ屋のさびれっぷり

 ガウス銃というので遊んでみたくなって100円ショップでネオジム磁石を購入。適当な金属の玉はホームセンターにもなかったのでパチンコ屋に行ってひとつかみもらってこようと二十数年ぶりにパチンコ屋に行ってみる。思い立ったのは夜の九時だった。近所のパチンコ屋は私が小学生くらいの頃、バッティングセンターやゲームコーナー、食堂と併設でできたもの。インベーダーゲームをしてるおじさんをガラス越しに眺めていた。けっこう賑わっていた記憶がある。が、バッティングセンターが閉鎖になり食堂もなくなった。ネオンは輝いてるのでやってはいるのだがなんとなく店内が暗い。昔はパッキーカードというのがあって千円単位でプリペイドカードを購入していた記憶があったのでパチンコ玉ひとつかみ入手するのに千円かと思ってたらそんな機械はなかった。直接、パチンコ台の横にある玉貸機に500円か100円硬貨を入れるようになってた。1円パチンコというコーナーは大きく当たらない代わりに長時間遊べるとの話。が、そこは五、六人ぐらいしかいなかった。パチンコ台もアニメなどの液晶表示をするのだが、それぞれ違うのが置いてある。旧機種なんだろうか。取り敢えずは知ってるアニメということでエヴァンゲリヲンの台に座ったがほとんどが液晶画面。パチンコ部分はその左下を取り巻くような感じ。滋賀県と琵琶湖か。しかもよくわからないボタンとスティックが付いている。なんか昔と遊び方が変わったんだろうか。玉を借りてひとつかみ拝借。これで目的は達成だが一円パチンコのせいか500円で結構な量が出てきたのでしばらく遊んで順当にスった。昔の記憶だとタバコの煙がもうもうとしてて騒がしく耳鳴りがするくらいだったのだが。昼の時間や天候不順で休漁だったり農作業がなかったりの時は多いのかもしれんけど、娯楽としてのパチンコはもう昔の勢いはないんじゃなかろうか、少なくともうちらへんのような地方だと。最近の機種の操作方法がよくわからなかったので、昔からずっと続けてる人しかやれない状態になってるような気もする。