鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

局所最適化ではまる例

人事部長が経費削減のためにサーバ室のエアコン止めろと言った話
節電は必ずしも経費節約ではない - さまざまなめりっと

 人事部長さんからみたら電気代の節約だけ考えて会社全体のことは見えてないのだろう。エネルギーを使わずになにもない空間から社員がなにかを生成すると思ってるのだろうか。

似たような例:
・社員に配布するパソコンが自社生産のコンシューマ用PCの売れ残り。モチベーションもパフォーマンスも下がりまくり。
・特許ノルマ。本来は先進的な自社発明の保護だったのが、どのような開発系部署でも毎年一律の件数を部署の人数に応じて出さなければならない。ひとつかみいくらのオカラですか。その結果、ゴミのような特許提出&色々発明した人はブブカ方式で小出しにする。
経理部の年度末直前月の文具購入禁止。前々月に見越してみんな大量購入するので意味なし。
・ソフトウェア検証部門がバグ発生率を下げるために一定期間検証作業をしない(!)

 各部門の長が自分の範囲内で最高のパフォーマンスを出そうとした結果がこれなんで、ツリー構造の組織だと一般社員の大多数がおかしいと感じても変えられない。この場合はさらに上からの指示でないとすんなりいきませんよね。最後の例は間接部門とみなしても私には論外です。
 人数が多いところは大変ですね。