鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

脱力メール

 同級生から電話。知り合いがネット出来る人を探してるということで話を聞く。だが、「担当者が逃げた」とのっけから悪い予感がするようなことを。
 で、メールが来た。タイトル空白、差出人氏名なし。なんだこれは。読んでいてこれはSPAMメールなのではと思ったよ。

Webサービスを使った何らかのサービスを開始しようとしているようだが、「成功報酬」「共に成長できる開発者のかた」といった文面が。ということで以下のことを聞いてみた。

(1)案件の定義
(2)成功の判断基準
(3)運用のコストに関する考え

返事来た。相変わらず差出人の氏名なし。
ベンチャー設立」「細かい定義を設けておりません」「成功するために」「ベンチャー企業が軽々なお約束を前提とすることは難しい」「むしろお約束することが無責任」「成功報酬は会社の利益のなかからお支払い」

 多分、だけど自分のアイデアに酔ってらっしゃるのでは。で、それを実現する技術力やそれを見積もる能力がなく、タダ同然で使える人を探している、と。
(1)ができないと銀行も金貸してくれないんじゃあなかろうか。その状態で具体化するにはその発案者なりによっぽど心酔してるかしないと持ち出しではできんよなあ。名前も知らんし。
(2)成功するために頑張るっておかしい。金儲けならそう素直に言えばよろしい。何かを良くするためにやってる所じゃないと私は協力できんね。
(3)想像すらできんのではないか。水道は蛇口をひねればでる、Webサービスはすべてタダと思っているようだ。

こんな感じだと知り合いを紹介するのも迷惑をかけるのでできない。
脱力しているようで私は腹を立てているのかもしれない。