鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

中学の頃いじめを受けたらこう対処した

 いじめは多対一の暴力。いじめたほうはすっかり忘れてのうのうと同窓会に来て親しく話しかけてきたりする。が、大人になってから復讐するのは法を破ることが多いので難しい。
 公共の場では、道徳や倫理が通用するので一般常識から外れた行為をする人は非難される。しかし会社の職場、学校の教室など狭い世界ではその場の雰囲気が優先される。
 学校でいじめをするのは身体的な特徴や多数派に一致しない行動や考え方に対するからかいや、理由のない相手への嫌悪感などから始まる。そしてその雰囲気に乗る付和雷同の烏合の衆。まったく理性的ではないが、中学生くらいならそんなものだ。精神的な成熟度の違いもある。しかしそれをやられた方はたまったものではない。特に田舎の学校だと転校する選択肢はなく不登校となる。実際当時学校には行きたくなかった。

 ではどうするか。彼らは雰囲気に支配されている。つまり、学校内の狭いルールに縛られている。
 多対一の場合は取り巻きの下っ端から個別撃退していく。三対一だと勝ち目はないが、そのうちの一人を「先生が呼びだしている」と言って一緒に校舎の隅に連れて行こう。「先生はどこ」おどおどしているのが見ていてけっこうおかしいのだが、この時点でこちらのペースだ。なぜいじめをするのか、理由は何かを問いただせばしどろもどろ。これは宮本武蔵一乗寺下り松で、ガッツ石松が路地に敵を誘い込んで多対一の状況を一対一にしたのと同じ方法だ。
 または、授業中で皆が着席している時に立って、座ってるいじめの相手を殴る。一対一のケンカでは負けそうな相手でも先制攻撃には成功できるし、この異常事態は全員が目撃しているし先生も無視はできない。なぜそんなことをしたのか、理由を明らかにする仮定でいじめの実体を認知してもらうことができる。

 無責任に言ってるのではないよ。これらは中学生の頃実際に試してうまくいった。狭い世界のルールを破っても、それはたった数年のこと。それに暴力で解決できるのはせいぜい中学までと思っている。高校生ぐらいになると体格がしっかりして差がはっきりしてくるので骨折したりと割とシャレにならない事態になるので。ただし高校には試験で選別されて分かれるのである程度集団が再編される。
 あと、いじめている方へ。想像できないだろうけど、大人になってから妻子もあって社会的信用もある状態で、お前のことは今でも許していないし一生許さないと面前で言われたらキツいと思うよ。