鳳鳴は祖父の俳号

日記 メモ そんなの

ある程度成功して局所解が求まった人

 新聞見てたら塾の先生のインタビュー。あれ同級生の弟じゃないか。読んでると教育理念など語ってて、「騒がしい生徒は他の生徒の迷惑になるのでやめてもらいました」と。そうなんだろうけど、その子が勉強に興味持つようにするのはあきらめたということか。そういった教育方針であるということなのね。他の例で歯医者さん。これも高校の先輩なのだけどやたら自分の考えを押し付ける。人に聞いたらそれが面倒で通院を辞める人もいるくらい。しかし本人は政府や役所を相手に今日も戦っているのだ。
 歳も取って実績も出来て私の道はこれだ、と決めた時点で局所解におちいるんじゃないかな。もちろんそれが最適解という場合もあるだろうが、別解を求めなくなる点で同じ。よほど劇的なことが周囲に起こらない限り変わらなくなる。
 これは人生も残り少なくなると別解の方が現在より良いとは限らない、といった考えが支配的になるからなのだろうか。私なんぞも局所解のもとで余生を過ごせればそれで良かったんだが、現在はシミュレーテッドアニーリング中。