鳳鳴は祖父の俳号

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インストールマニアックス

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 挑戦してみた。どれだけたくさんのオープンソースであるWebサービス(主にCMS)をインストールできるかという競技。
競技、といってもインストール方法のヒントはあるし、女性メンバーがいると得点倍、といったようにギチギチな競技ではない。Windows Azure上の仮想マシンを使って色々インストールできればよい。
主にWindows Server 2012 または 2008R2でやってみた。Web Installation Packageを起動すればメニューをクリックするだけでインストールができる。ただし、思い通りに行かなかったときは回復不能なくらいハマる。
まずはIIS(Webサーバ)とPHPMySQLがきちんとインストールできれいれば問題なく行ける。SQL Serverを要求するものはうまく動かせなかった。

 各種CMSの設定方法の違いも感じた。
おおよそ、http://自ホスト名/CMSパッケージの名前 で使えるようになるのだが、ここのドメイン名がlocalhostの場合は手動で書き換える必要がある。
管理者のIDはだいたいadminだが、たまに独自に名前だったりする。また、インストール中に設定するのではなく、最初に表示される画面に管理者とパスワードが表示されているものもあった。さっさとログインして書き換えろということか。
パスワードの強度についても、英大文字+英小文字+数字+記号を必須とするもの、英大文字+英小文字+数字、英小文字+数字、で良い物などポリシーはまちまち。
EC-CUBEの場合はインストール後にc:/inetpub/wwwroot/ec-cube/html/install/index.phpを消しなさいと言われたが、このフルパスがわからない。そりゃ慣れている人には自明なんでしょうけど。

 さて以上は仮想マシンWindows Server上での作業だったが、これを構築するまでが色々あった。
Asure上で三ヶ月無償のプランを選択し、後で従量課金制に変更して参加することになったのだが、クリックして疑問に思ってキャンセルし、再度やったら「従量課金制」ではなく「従量課金」という表示になってよくわからなくなった。消し方もわからない。それで、live IDから作りなおしてしまった。GUIによるナビゲーションがさっぱりわからない。Windows8風味なのだが、これはよくわからん。

 久々に面白かったのはリモートで操作する間隔。昔は汎用機の端末ソフトとTeraTermを机の上のWIndowsマシンで4枚ほど開いて同時に作業してた。Windowsはほぼ端末画面を開くマシンだった。どの画面がいま何の作業か間違えないように指差確認しつついじってた頃を思い出した。こういうのになれると手元にたくさん計算機を用意する必要はないのだよね。これまでは感覚的にCloud環境って怪しいんじゃないかと思っていたのだが、使ってみたら昔やってたことと同じ、これは安心してお任せ出来るんじゃないかと思った。自宅の回線がADSLで遅いということもあるが、外のマシン借りて好きなことがフルスピードでできますねこれは。
とまあ、最近の運用に関わるトレーニングのつもりでやってみたけど面白かった。